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元営業の駆け出しアラサーSEが、休日にMACと戯れた際の殴り書きメモ。日々勉強。日々進歩。

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DataCenterについて調べたことつらつら

2018-05-20

自分の理解を深めるためのメモのため悪しからず。

立地

ハリケーンや地震など自然災害が起こらないか、危険物を扱う工場が近かったり事故が起こるリスクはないか、電源やインターネットなどのインフラ環境は良いか、交通の便は良いか、DNSのレスポンスタイムは、などなど。

これだ、という定義は無いよう。

Selecting the Best Location for a Colocation Provider
12 Tips for Choosing a Data Center Location

データセンターの床は高い。大体の 24インチ(60cm)-48インチ(120cm)くらいある。
理由は、ケーブルや、ラックを冷却する風が通るため。
最近は、low profile floorsなるものもあるらしい。

床をよく見ると、当然フローリングではなく、四角いパネルによって構成されている。
ところどころ穴が空いていて、ラックを冷やすための風が出ている。

データセンターでは、重い機器やラックがおかれるため、
通常パネルは1,000pounds (450kg)-2,000pounds(900kg)に耐えられるおようになっている。

EVERYTHING YOU NEED TO KNOW ABOUT RAISED ACCESS FLOORS

空気

IT機器は熱くなる、熱くなると故障する。
なので、冷やす必要が出てくるが、まだまだ一般的には空気で冷やされる。

床->Cold Aisle→ラック->Hot Aisle→天井
と空気は流れて行く


The best ways to manage data center airflow

家の換気でも、窓を一つではなく、二つ開けると良いと言われるのは、これと同様に空気の流れができるからだと思う。

じゃあ床下からくる空気はどこからくるの、というとCRAC(Computer Room Air Conditioning Unit)というもので送られる。

CRAC->床->Cold Aisle→ラック->Hot Aisle→天井->CRAC
である。

電気

データセンターに電気は必須。
電気事業者から電気が供給され、UPS (Uninterruptible Power Supply)というものに送られ、
データセンター内で各ラックに電気を配給するPDU(Power Distribution Unit)に送られる。


A Cheat Sheet for Buying Your Next PDU

初学者の自分が混乱したのは、UPSとPDUの違い。
PDUは文字通りラックにきた電気をそれぞれの機器に「分けるだけ」、
UPSは色々使い方があるが、停電時も電気を供給し続けてくれる装置。

ネットワーク

ネットワークもデータセンターには必須。
インターネット回線か、専用回線か、色々あるが、プロバイダからきた回線をルータで受け、データセンター内のIT機器に送る。
ルータから直接それぞれの機器に送るとケーブルが床下に収まり切らないので、スイッチを噛ませたり工夫する必要がある。

以上。